第74回野間文芸賞受賞!
![]() | リービ英雄さんの『天路』が第74回野間文芸賞を受賞しました! 『天路』(講談社2021年9月刊)国と国、言葉と言葉の〈間〉を旅する作家がたどりついた、世界の臨界点。世界の声が響きあう越境文学の達成!
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![]() | リービ英雄(りーび・ひでお)作家、日本文学研究者。1950年、カリフォルニア生まれ。少年時代を台湾、香港で過ごす。プリンストン大学とスタンフォード大学で日本文学の教鞭を執り、『万葉集』の英訳により全米図書賞を受賞。1989年から日本に定住。1987年、「群像」に「星条旗の聞こえない部屋」を発表し小説家としてデビュー。1992年に作品集『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞を受賞し、西洋人で初の日本文学作家として注目を浴びる。2005年『千々にくだけて』で大佛次郎賞、2009年『仮の水』で伊藤整文学賞、2016年『模範郷』で読売文学賞を受賞。法政大学名誉教授。 |
第43回野間文芸新人賞受賞!
![]() | 井戸川射子さんの『ここはとても速い川』が第43回野間文芸新人賞を受賞しました! 『ここはとても速い川』(講談社2021年6月刊)第一詩集で中原中也賞を受賞した注目詩人による、初めての小説集。
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![]() | 井戸川射子(いどがわ・いこ)1987年生まれ。関西学院大学社会学部卒業。2018年、第一詩集『する、されるユートピア』を私家版にて発行。2019年、同詩集にて第24回中原中也賞を受賞。著書に『する、されるユートピア』(青土社)。本書が初の小説集となる。 |
第165回芥川賞受賞!
![]() | 石沢麻依さんの「貝に続く場所にて」(「群像」2021年6月号掲載)が、第165回芥川賞を受賞! 『貝に続く場所にて』(講談社2021年7月刊) コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。 |
![]() | 石沢麻依(いしざわ・まい)1980年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、ドイツ在住。2021年、「貝に続く場所にて」で第64回群像新人文学賞を受賞してデビュー。同作で第165回芥川賞受賞。 |