第76回読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞!
![]() | 奈倉有里さん『文化の脱走兵』(「群像」連載)が、第76回読売文学賞(随筆・紀行賞)を受賞しました! 『文化の脱走兵』(講談社2024年7月刊) 第76回読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞作! 本を片手に、戦う勇気ではなく逃げる勇気を。 「国でいちばんの脱走兵」になった100年前のロシアの詩人、ゲーム内チャットで心通わせる戦火のなかの人々、悪い人間たちを化かす狸のような祖父母たち──あたたかい記憶と非暴力への希求を、文学がつないでゆく。 「もし本が好きになったら──私たちがその人たちを見つけて、めいっぱい大切にしよう。世界中のたくさんの本を翻訳して、朗読して、笑ったり泣いたりしよう。」(「クルミ世界の住人」より) 紫式部文学賞を受賞したロングセラー『夕暮れに夜明けの歌を』の著者が、言葉を愛する仲間たちに贈る、待望のエッセイ集。 |
![]() | 奈倉有里(なぐら・ゆり)1982年、東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。2008年、ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業する。東京大学大学院修士課程を経て博士課程満期退学。博士(文学)。2022年、『夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。2025年、『文化の脱走兵』(講談社)で第76回読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。主な訳書に、ミハイル・シーシキン『手紙』(新潮クレスト・ブックス)、サーシャ・フィリペンコ『理不尽ゲーム』『赤い十字』(集英社)、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版』(岩波書店)ほか多数。近著に『ロシア文学の教室』(文春新書)。 |
第46回野間文芸新人賞受賞!
![]() | 豊永浩平さんの『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(「群像」2024年6月号掲載)が、第46回野間文芸新人賞を受賞しました! 『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(講談社2024年7月刊) 第67回群像新人文学賞受賞!新たな戦争の時代に現れた圧倒的才能!21歳の現役大学生、衝撃のデビュー作。 「読んだものを茫然とさせ、彼のいままでを氷づけにし、そのうえで、読むことをとおしてあたらしい魂を宿らせる、そんな小説でありたい……テクストでの魂込め(まぶいぐみ)とでも呼ぶべきところが、ぼくの目標です。」豊永浩平(受賞のことば) ぼくがここにいて、そしてここはどんな場所で、なによりここでぼくはこうして生きてきた、ってことを歌って欲しいんだ、ほとばしるバースはライク・ア・黄金言葉(くがにくとぅば)、おれらは敗者なんかじゃねえぞ刻まれてんのさこの胸に命こそ宝(ぬちどぅたから)のことばが、月ぬ走いや、馬ぬ走いさ! |
![]() | 豊永浩平(とよなが・こうへい)2003年、沖縄県生まれ。2024 年、「月ぬ走いや、馬ぬ走い」で第67 回群像新人文学賞を受賞。 (写真=森 清) |
第77回野間文芸賞受賞!
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![]() | 中村文則(なかむら・ふみのり)1977年愛知県生まれ。福島大学卒業。2002年「銃」で第34回新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』(新潮社)で第26回野間文芸新人賞、05年「土の中の子供」で第133回芥川龍之介賞、10年『掏摸スリ』(河出書房新社)で第4回大江健三郎賞を受賞。『掏摸スリ』の英訳版『THE THIEF』が米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」で2012年の年間ベスト10小説に選ばれる。『悪と仮面のルール』(講談社)の英訳版『EVIL AND THE MASK』が同紙で2013年の年間ベスト10ミステリーに選ばれる。14年、米国のDavid L. Goodis賞を受賞。16年『私の消滅』(文藝春秋)で第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞など。 |







