第165回芥川賞受賞!
石沢麻依さんの「貝に続く場所にて」(「群像」2021年6月号掲載)が、第165回芥川賞を受賞! 『貝に続く場所にて』(講談社2021年7月刊) コロナ禍が影を落とす異国の街に、9年前の光景が重なり合う。静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。 | |
石沢麻依(いしざわ・まい)1980年、宮城県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、ドイツ在住。2021年、「貝に続く場所にて」で第64回群像新人文学賞を受賞してデビュー。同作で第165回芥川賞受賞。 |
第34回三島由紀夫賞受賞!
乗代雄介(のりしろ・ゆうすけ)1986年、北海道生まれ。法政大学社会学部メディア社会学科卒業。2015年、「十七八より」で第58回群像新人賞を受賞し、デビュー。2018年、『本物の読書家』で第40回野間文芸新人賞を受賞。著書に『十七八より』『本物の読書家』『最高の任務』『ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ』がある。 |
第160回芥川賞受賞!
上田岳弘(うえだ・たかひろ)1979年、兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒業。2013年、「太陽」で第45回新潮新人賞受賞。2015年、「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞受賞。2016年、「GRANTA」誌のBest of Young Japanese Novelistsに選出。2018年、『塔と重力』で平成29年度芸術選奨新人賞を受賞。著書に『太陽・惑星』『私の恋人』『異郷の友人』『塔と重力』(以上、新潮社)がある。 |