群像2024年11月号

10月7日発売の群像11月号。井戸川射子さんの小説連載、向坂くじらさんと紗倉まなさんの往復書簡が新たに始まります。石沢麻依さん、長野まゆみさん、町屋良平さんの創作、鳥山まことさんの中篇を掲載。吉田恵里香さん×小川公代さん、小川洋子さん×東畑開人さんの対談も。

【新連載】

・創作
「私的応答」井戸川射子

・往復書簡
「ふたりのための往復書簡」向坂くじら×紗倉まな

 

【ノンフィクション】

「四年後に歩く」古川日出男


【創作】

「鳥を飼うひと」石沢麻依

「月と日」長野まゆみ

「小説の死後 ――(にも書かれる散文のために)――「批評」しやすい吉井磨弥、「批評」しにくい青木淳悟」町屋良平

 

【中篇一挙】

「アウトライン」鳥山まこと


【対談】

「その声が誰かの力になる」吉田恵里香×小川公代

「一人になること、寂しさについて」小川洋子×東畑開人


【小特集・吉野と文学】

・対談
「物語を脱臼させる磁場 ――谷崎の吉野、中上の熊野」いとうせいこう×安藤礼二

・評論
「「国栖」、神話と物語の源流を求めて」安藤礼二

・能 現代語訳
「国栖」いとうせいこう


【『言葉の道具箱』刊行記念小特集】

・インタビュー
「日常と哲学を架ける言葉」三木那由他、聞き手=岩川ありさ

・書評
「綻びと向き合う勇気、そのための道具」川添愛

・本の名刺
「お気に入りの哲学を詰め込んで」三木那由他

 

【本の名刺】

田中みゆき『誰のためのアクセシビリティ? 障害のある人の経験と文化から考える』

戸谷洋志『メタバースの哲学』

 

【随筆】

「映像の前で」島口大樹

「私が映画を見るということ」砂連尾理

「私たちの関係は仮設的でいつも途上」富永京子

「坊っちゃんの下女になって後悔してる?」西見奈子

「今日の献立の哲学」松葉類

 

【連載・書評】

阿部和重/保坂和志/永井玲衣×八木咲/全卓樹/竹田ダニエル/長﨑健吾/小川哲/酒井順子/立川小春志/武塙麻衣子/鈴木涼美/鹿島茂/武田砂鉄/宮内悠介/平山周吉/原武史/釈徹宗×若松英輔/新田啓子/岩内章太郎/吉岡乾/松村圭一郎/青葉市子/木下龍也/奈倉有里/穂村弘/くどうれいん/石井ゆかり/大澤真幸/石橋直樹/稲田豊史/大澤信亮/木村紅美/砂川文次/高原到/宮澤隆義/山野弘樹/丹生谷貴志

 

【第46回野間文芸新人賞候補作発表】


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