群像2025年8月号

7月7日発売の群像8月号。古川日出男さんの一挙掲載「夏迷宮」、鳥山まことさんの中篇「時の家」、筒井康隆さんの掌篇「恐怖の配当」。柴崎友香さん『帰れない探偵』特集は、柴田元幸さんとの対談、マイケル・エメリックさん、島口大樹さんの書評など。読み応えたっぷりです。

【一挙掲載】
「夏迷宮」古川日出男

【中篇一挙】
「時の家」鳥山まこと

【掌篇シリーズ】
「恐怖の配当」筒井康隆


【特集・柴崎友香の時と場所】
・対談
「時空を探偵する小説」柴田元幸×柴崎友香
・エッセイ
「知らない街と知っている街の隙間で」柴崎友香
・書評
「探偵と私たちの未来」マイケル・エメリック
「記録と忘却のあわいへと分け入る眼差し」島口大樹


【対談連載】
「秘密の読書会」小川洋子×東畑開人

【article】
「読みたい本を見つけてほしい――10代がえらぶ海外文学大賞について」三辺律子

【論点】
「『ReHacQ』研究」ジェレミー・ウールズィー

【本の名刺】
荒井裕樹『無意味なんかじゃない自分 ハンセン病作家・北條民雄を読む』
島口大樹『ソロ・エコー』


【最終回】
「音と言葉のデジタリティ」大谷能生
「ロッコク・キッチン 浜通りでメシを食う」川内有緒

【随筆】
「新人賞なんか存在しない」浅田優真
「二次胚」小原奈実
「写真にしか写らない喜び」竹中優子
「サルガドとハゲワシ」藤野眞功


【連載・書評】
いしいしんじ/井戸川射子/ブレイディみかこ/高橋源一郎/阿部和重/保坂和志/戸谷洋志/乗代雄介/小西康陽/山中瑶子/小川公代/野崎歓/星野太/平田オリザ/百瀬文/田村正資/竹田ダニエル/酒井順子/立川小春志/武塙麻衣子/鈴木涼美/武田砂鉄/青葉市子/穂村弘/くどうれいん/石井ゆかり/大澤真幸/朝吹真理子/伊藤亜和/中島京子/長島有里枝/三木那由他/若林踏/渡辺健一郎


この号の目次

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