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第175回芥川賞受賞!

第175回芥川賞受賞!

小砂川チトさん「ゾンビ回収婦」が(講談社「群像」2026年5月号掲載)が、第175回芥川賞を受賞しました

『ゾンビ回収婦』(講談社2026年7月刊)

第175回芥川賞受賞作!
この世界の秘密をあなたに教えたい――。
わたしはこのホテルの、たったひとりの掃除婦。殺されたゾンビの骸を拾い集めて、世界を美しく保つのだ。
AI〈やつら〉に侵食された世界で、夫とともに職を失ったわたし――の前にもうひとつの現実がたち顕れた。三十余年良い子で大人になったわたしは、これまでと変わらずに、懸命にひたむきに役割をこなしていく。
感謝されず、褒められもしない。それこそまるで「  」みたいに?
一気読み必至の圧倒的虚構世界〈リアルライフ〉。


第175回芥川賞受賞!

小砂川チト(こさがわ・ちと)

1990年岩手県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業、同大学院社会学研究科心理学専攻修了。 2022年、「家庭用安心坑夫」で第65回群像新人文学賞を受賞。同作が第167回芥川賞候補作となる。2024年、「猿の戴冠式」で第170回芥川賞候補、単行本化された『猿の戴冠式』で第37回三島由紀夫賞候補、第46回野間文芸新人賞候補となる。2026年、本作「ゾンビ回収婦」が第175回芥川賞受賞作となる。


第39回三島由紀夫賞受賞!

第39回三島由紀夫賞受賞!

豊永浩平さん『はくしむるち』が、第39回三島由紀夫賞を受賞しました!

『はくしむるち』(講談社2026年1月刊)

デビュー作『月ぬ走いや、馬ぬ走い』で群像新人文学賞と野間文芸新人賞をダブル受賞した大型新人が、圧倒的な筆力で描く衝撃の長篇第一作!
暴力が支配する世界に、「ヒーロー」は現れるのか? 戦争の傷が刻まれたこの島で、新しい地図を描くための「戦い」がはじまる。

きみは沖縄に生まれ育ち、ウルトラマンに憧れるオタクになった。小中学校とエスカレートする「いじめ」を生き抜いたきみは、この島を分断する「壁」に向かって、ある「計画」を実行していく――。
沖縄の今を生きる少年少女と、80年前の戦場を生きた少年兵たち。ともに白紙のような彼らを呑み込んでいく巨大で残酷な暴力に、どう立ち向かうのか?現代と戦中戦後の時空を交差させて描く、鮮烈な青春小説にして、新しい世界文学の誕生!


第39回三島由紀夫賞受賞!

豊永浩平(とよなが・こうへい)

2003年、沖縄県那覇市生まれ。琉球大学人文社会学部卒業。2024年、『月ぬ走いや、馬ぬ走い』で第67回群像新人文学賞を受賞しデビュー。同作で第46回野間文芸新人賞、第11回沖縄書店大賞(小説部門)を受賞する。2026年1月、初の長篇小説『はくしむるち』を刊行。


第76回芸術選奨文部科学大臣賞受賞!

第76回芸術選奨文部科学大臣賞受賞!

堀江敏幸さん『二月のつぎに七月が』が、第76回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました!

『二月のつぎに七月が』(講談社2025年11月刊)

停泊地となる居場所を見つけること。
老いの過程を肯うこと。
戦争の記憶を引き継ぐこと。

青果市場の関係者や近所の人々が出入りする「いちば食堂」。そのひとはいつも同じ時間にあらわれ、テーブルに古い文庫本を広げては手帖になにか書きものをして過ごす。

9年ぶりの長編小説にして新たな代表作。

「食べてくれるひとの顔を具体的に思い浮かべて、よいものを提供したいという気持ちが、料理の味を決める。準備や技術を、愉しさ、喜ばしさが超えていく。賄いをつくるのが楽しいのは、ありあわせのものを使って、味覚をいかに喜ばせ、いかに食欲を満たすかを、そのつど現場で考え、すぐに試すことができるからだ。丕出子さんの反応は家族とまるでちがう。素直というような言葉では収まらない大らかさがあるのだが、笛田さんにはうまく説明できない。丕出子さんと食べるときは、食堂の空気ぜんたいを賄っているような気がするのだ。」(本書より)


第76回芸術選奨文部科学大臣賞受賞!

堀江敏幸(ほりえ・としゆき)

1964年、岐阜県生れ。1999年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川賞、2003年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、2004年同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、2006年『河岸忘日抄』、2010年『正弦曲線』で読売文学賞、2012年『なずな』で伊藤整文学賞、2016年『その姿の消し方』で野間文芸賞、ほか受賞多数。他の著書に、『郊外へ』『子午線を求めて』『書かれる手』『いつか王子駅で』『めぐらし屋』『バン・マリーへの手紙』『未見坂』『彼女のいる背表紙』『燃焼のための習作』『音の糸』『曇天記』『オールドレンズの神のもとで』『傍らにいた人』『中継地にて』など。