第47回野間文芸新人賞受賞!
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![]() | 鳥山まこと(とりやま・まこと)1992年兵庫県宝塚市生まれ。2023年「あるもの」で第29回三田文學新人賞を受賞。建築士でありながら、作家として執筆活動をしている。2025年、『時の家』(「群像」2025年8月号掲載、講談社)で第47回野間文芸新人賞を受賞。ほかの作品に「欲求アレルギー」(「三田文學」2024年春季号掲載)、「アウトライン」(「群像」2024年11月号掲載)などがある。 (写真=渡辺充俊) |
ひょうご本大賞2025受賞!
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![]() | 松永K三蔵(まつなが・けー・さんぞう)1980年茨城県生まれ。兵庫県西宮市在住。関西学院大学文学部卒。2021年「カメオ」が群像新人文学賞優秀作となる。2024年「群像」にて発表の第二作「バリ山行」で第171回芥川龍之介賞を受賞。著書に『バリ山行』がある。 |
第1回永井荷風文学賞受賞!
![]() | 田中純さん『磯崎新論(シン・イソザキろん)』(講談社2024年11月刊)が第1回永井荷風文学賞を受賞しました! 『磯崎新論(シン・イソザキろん)』(講談社2024年11月刊) 2022年12月28日に91歳で亡くなった世界的建築家・磯崎新。 「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた〈見えない建築〉とは何か? 群像連載の前人未到/正面突破の決定版「磯崎新論(シン・イソザキろん)」がついに単行本化! 「それゆえわたしはここで、たとえ無謀ではあっても、アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナーの全領域の総体をテクストとしてまるごと扱い、自分なりの磯崎新(ルビ:デミウルゴス)像をくっきりとした輪郭で描くことを選ぶ。「シン・イソザキ論」という、庵野秀明の『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』をもじったような別名の併記は、磯崎最初期のSF的マニフェスト「都市破壊業KK」における「SIN/ARATA」という二体の分身への自己分裂に対応している。それをルビで表わすこともまた、この種の分裂状態を象徴する磯崎特有の書体の擬態(ルビ:もどき)である。「シン」は間違っても「真」ではなく、「磯崎新論(ルビ:シン・イソザキろん)」という表記はむしろ、みずから「新(ルビ:SIN)」なるもの─他者─であろうとする自覚の表現なのだ。」(本文より) |
![]() | 田中純(たなか・じゅん)1960年生。芸術論・思想史。東京大学名誉教授。博士(学術)。2002年『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社)でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)、2008年『都市の詩学』(東京大学出版会)で芸術選奨文部科学大臣新人賞、2009年『政治の美学』(東京大学出版会)で毎日出版文化賞、2010年フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を受賞。著書に『残像のなかの建築』(未來社)『都市表象分析 I』(LIXIL出版)『ミース・ファン・デル・ローエの戦場』(彰国社)『冥府の建築家』(みすず書房)『過去に触れる』(羽鳥書店)『歴史の地震計』(東京大学出版会)『デヴィッド・ボウイ』(岩波書店)『イメージの記憶(かげ)』(東京大学出版会)など。 |







