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第42回泉鏡花文学賞受賞!

第42回泉鏡花文学賞受賞!

中島京子さんの『妻が椎茸だったころ』(講談社2013年11月刊)が、第42回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞しました!

『妻が椎茸だったころ』(講談社2013年11月刊)

「人」への執着、「花」への妄想、「石」への煩悩……

ちょっと怖くて愛おしい、五つの『偏愛』短篇集。


第42回泉鏡花文学賞受賞!

中島京子

1964年東京生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒。出版社勤務を経てフリーライターになる。2003年『FUTON』でデビュー。著書に『イトウの恋』、『ツアー1989』、『均ちゃんの失踪』、『桐畑家の縁談』、『冠・婚・葬・祭』、『平成大家族』、『女中譚』、『エルニーニョ』、『花桃実桃』、『東京観光』、『眺望絶佳』、『のろのろ歩け』など。2010年に『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞。


第27回三島由紀夫賞受賞!

第27回三島由紀夫賞受賞!

本谷有希子さんの『自分を好きになる方法』(講談社2013年7月刊)が、第27回三島由紀夫賞(新潮社主催)を受賞しました!

『自分を好きになる方法』(講談社2013年7月刊)

いつのまに、こんな遠くまで来てたんだろう。
ほんとうに分かりあえる誰かと、出会いたかっただけなのに。

16歳のランチタイム、28歳のプロポーズ前夜、34歳の結婚記念日、
47歳のクリスマス、3歳のお昼寝時間、63歳の何も起こらない一日……

ささやかな孤独と願いを抱いて生きる女性の一生を「6日間」で描く
大江健三郎賞(『嵐のピクニック』)につづく新境地長篇小説!


第27回三島由紀夫賞受賞!

本谷有希子

1979年生まれ。2000年、「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、主宰として作・演出を手がける。2006年上演の戯曲『遭難、』により第10回鶴屋南北戯曲賞を史上最年少で受賞。2008年上演の戯曲『幸せ最高ありがとうマジで!』により第53回岸田國士戯曲賞受賞。2011年に小説『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞、2013年には『嵐のピクニック』で第7回大江健三郎賞を受賞。他の著書に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『あの子の考えることは変』『生きてるだけで、愛。』『グ、ア、ム』など多数。


第8回大江健三郎賞決定!

第8回大江健三郎賞決定!

岩城けいさんの『さようなら、オレンジ』(筑摩書房2013年8月刊)が、第8回大江健三郎賞を受賞!

講談社主催による第8回大江健三郎賞は、2013年1月1日から12月31日までに日本で刊行された、「文学の言葉」を用いた作品約130点の中から、選考委員・大江健三郎氏によって、上記の通り決定いたしました。

【賞】

受賞作の英語、あるいはフランス語、ドイツ語への翻訳、および海外での刊行。


第8回大江健三郎賞決定!

岩城けい

1971年大阪生まれ。大学卒業後、単身渡豪。社内業務翻訳業経験ののち、結婚。在豪20年。「さようなら、オレンジ」で第29回太宰治賞を受賞。