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第11回沖縄書店大賞(小説部門)受賞!

第11回沖縄書店大賞(小説部門)受賞!

豊永浩平さんの『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(「群像」2024年6月号掲載)が、第11回沖縄書店大賞(小説部門)を受賞しました!

『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(講談社2024年7月刊)

第67回群像新人文学賞受賞!新たな戦争の時代に現れた圧倒的才能!21歳の現役大学生、衝撃のデビュー作。
先祖の魂が還ってくる盆の中日、幼い少年と少女の前に、78年前に死んだ日本兵の亡霊が現れる――。時空を超えて紡がれる圧巻の「語り」が、歴史と現在を接続する!

「読んだものを茫然とさせ、彼のいままでを氷づけにし、そのうえで、読むことをとおしてあたらしい魂を宿らせる、そんな小説でありたい……テクストでの魂込め(まぶいぐみ)とでも呼ぶべきところが、ぼくの目標です。」豊永浩平(受賞のことば)

ぼくがここにいて、そしてここはどんな場所で、なによりここでぼくはこうして生きてきた、ってことを歌って欲しいんだ、ほとばしるバースはライク・ア・黄金言葉(くがにくとぅば)、おれらは敗者なんかじゃねえぞ刻まれてんのさこの胸に命こそ宝(ぬちどぅたから)のことばが、月ぬ走いや、馬ぬ走いさ!


第11回沖縄書店大賞(小説部門)受賞!

豊永浩平(とよなが・こうへい)

2003年、沖縄県生まれ。2024 年、「月ぬ走いや、馬ぬ走い」で第67 回群像新人文学賞、第46回野間文芸新人賞を受賞。

(写真=森 清)


第49回川端康成文学賞受賞!

第49回川端康成文学賞受賞!

奥泉光さん『虚傳集』(講談社)に収録されている「清心館小伝」(「新潮」2024年6月号)が、第49回川端康成文学賞を受賞しました!

『虚傳集』(講談社2025年1月刊)

虚も語れば実となる。
稀代の名手が贈る偽書歴史小説集!

凄面白くて唸らせる……数々の名巨編を放ってきた著者初めての短編集!

【収録作品】
「清心館小伝」 「兵は詭道なり」と説き異彩を放った江戸の道場
「印地打ち」 真田氏の下、投石の奇襲で名を馳せた山の三兄弟
「寳井俊慶」 出奔した天才仏師の数奇な生涯
「江戸の錬金術師」 猫屋敷の蘭方医にしてからくり興行の山師
「桂跳ね」 幕末の世、将棋で結ばれた若者二人の友情と運命


第49回川端康成文学賞受賞!

奥泉光(おくいずみ・ひかる)

1956年山形県生まれ。1986年「地の鳥 天の魚群」でデビュー。1993年『ノヴァーリスの引用』(新潮社)で野間文芸新人賞、瞠目反文学賞、1994年『石の来歴』(文芸春秋)で芥川賞、2009年『神器 軍艦「橿原」殺人事件』(新潮社)で野間文芸賞、2014年『東京自叙伝』(集英社)で谷崎潤一郎賞、2018年『雪の階』(中央公論新社)で柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞、2025年『虚史のリズム』(集英社)で毎日芸術賞を受賞。同年「清心館小伝」で第49回川端康成文学賞を受賞。『バナールな現象』(集英社)、『『吾輩は猫である』殺人事件』(新潮社)、『グランド・ミステリー』(角川書店)、『シューマンの指』(講談社)、『死神の棋譜』(新潮社)など著書多数。


第75回芸術選奨新人賞受賞!

第75回芸術選奨新人賞受賞!

井戸川射子さんの『無形』(「群像」連載)が、第75回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しました!

『無形』(講談社2024年10月刊)

確かにそこにあった生活を、形には残らない喜びを、悲しみを、少しずつ取りこぼしながらも生きていく。

気鋭の芥川賞作家・井戸川射子、待望の初長編。

過ぎゆく歳月の中で、変わらないものは何と呼ばれるのだろう――。
立ち退き勧告が進む団地を舞台に、ほころびと希望、息づく日々を描き切る傑作群像劇。

年老い病を患う祖父と、彼の面倒を見る孫娘。
親が失踪した姉弟。
夫に先立たれ、近所の犬の世話をする老女。
友情以上の感情を育む少女たち。
守りたい兄と、それを疎ましがる弟。
海辺の団地に集う人々に流れる、季節と記憶――。


第75回芸術選奨新人賞受賞!

井戸川射子(いどがわ・いこ)

1987年生まれ。関西学院大学社会学部卒業。2018年、第一詩集『する、されるユートピア』を私家版にて発行。2019 年、同詩集にて第24回中原中也賞を受賞。2021年に小説集『ここはとても速い川』(講談社)で第43回野間文芸新人賞を、2023年に『この世の喜びよ』(講談社)で第168回芥川龍之介賞を受賞。2025年、『無形』(講談社)で第75回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。他の著作として、詩集に『遠景』(思潮社)、小説に『共に明るい』(講談社)、『移動そのもの』(筑摩書房)、『曇りなく常に良く』(中央公論新社)がある。