第35回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞!
![]() | 川内有緒さん「ロッコク・キッチン」(講談社「群像」連載)が第35回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞しました! 『ロッコク・キッチン』(講談社2025年11月刊) みんな、なに食べて、どう生きてるんだろ?
川内有緒(かわうち・ありお)
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第58回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞(専門書部門)受賞!
![]() | 田中純さん『磯崎新論(シン・イソザキろん)』(講談社2024年11月刊)の造本装幀が第58回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞(専門書部門)を受賞しました! 『磯崎新論(シン・イソザキろん)』(講談社2024年11月刊) 2022年12月28日に91歳で亡くなった世界的建築家・磯崎新。 「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた〈見えない建築〉とは何か? 群像連載の前人未到/正面突破の決定版「磯崎新論(シン・イソザキろん)」がついに単行本化! 「それゆえわたしはここで、たとえ無謀ではあっても、アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナーの全領域の総体をテクストとしてまるごと扱い、自分なりの磯崎新(ルビ:デミウルゴス)像をくっきりとした輪郭で描くことを選ぶ。「シン・イソザキ論」という、庵野秀明の『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』をもじったような別名の併記は、磯崎最初期のSF的マニフェスト「都市破壊業KK」における「SIN/ARATA」という二体の分身への自己分裂に対応している。それをルビで表わすこともまた、この種の分裂状態を象徴する磯崎特有の書体の擬態(ルビ:もどき)である。「シン」は間違っても「真」ではなく、「磯崎新論(ルビ:シン・イソザキろん)」という表記はむしろ、みずから「新(ルビ:SIN)」なるもの─他者─であろうとする自覚の表現なのだ。」(本文より)
装幀家/大倉真一郎
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第11回沖縄書店大賞(小説部門)受賞!
![]() | 豊永浩平さんの『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(「群像」2024年6月号掲載)が、第11回沖縄書店大賞(小説部門)を受賞しました! 『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(講談社2024年7月刊) 第67回群像新人文学賞受賞!新たな戦争の時代に現れた圧倒的才能!21歳の現役大学生、衝撃のデビュー作。 「読んだものを茫然とさせ、彼のいままでを氷づけにし、そのうえで、読むことをとおしてあたらしい魂を宿らせる、そんな小説でありたい……テクストでの魂込め(まぶいぐみ)とでも呼ぶべきところが、ぼくの目標です。」豊永浩平(受賞のことば) ぼくがここにいて、そしてここはどんな場所で、なによりここでぼくはこうして生きてきた、ってことを歌って欲しいんだ、ほとばしるバースはライク・ア・黄金言葉(くがにくとぅば)、おれらは敗者なんかじゃねえぞ刻まれてんのさこの胸に命こそ宝(ぬちどぅたから)のことばが、月ぬ走いや、馬ぬ走いさ! |
![]() | 豊永浩平(とよなが・こうへい)2003年、沖縄県生まれ。2024 年、「月ぬ走いや、馬ぬ走い」で第67 回群像新人文学賞、第46回野間文芸新人賞を受賞。 (写真=森 清) |





