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第67回野間文芸賞受賞!

第67回野間文芸賞受賞!

笙野頼子さん『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)、第67回野間文芸賞(講談社主催)受賞!

『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(講談社2014年7月刊)

「明日はわからないけれど、今日はわが世の春」

芥川賞作家のアラ還〔教授〕と15歳猫。猫は闘病中、飼い主は10万人に数人の難病と判明して!?


第67回野間文芸賞受賞!

笙野頼子

1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒。81年「極楽」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年『タイムスリップ・コンビナート』で芥川龍之介賞、2001年に『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー賞、05年『金比羅』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。他の著書に『増殖商店街』『母の発達』『だいにっほん、おんたこめいわく史』『海底八幡宮』『笙野頼子三冠小説集』『猫ダンジョン荒神』など多数。2011年より立教大学大学院文学研究科(比較文明学)特任教授。『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞を受賞。


第36回野間文芸新人賞受賞!

第36回野間文芸新人賞受賞!

松波太郎さん『LIFE』(講談社2014年1月刊)、第36回野間文芸新人賞(講談社主催)受賞!


『LIFE』(講談社2014年1月刊)

「ダメ男のオレに、こどもができた」

小さな命の誕生を前に、若い男女が直面する現実をユーモラス且ユニークに描いた意欲作。


第36回野間文芸新人賞受賞!

松波太郎

1982年埼玉県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。2008年「廃車」で文學界新人賞を受賞。2009年「よもぎ学園高等学校蹴球部」で芥川賞候補。2014年「LIFE」で芥川賞候補。2014年『LIFE』で野間文芸新人賞受賞。


第42回泉鏡花文学賞受賞!

第42回泉鏡花文学賞受賞!

小池昌代さんの『たまもの』(講談社2014年6月刊)が、第42回泉鏡花文学賞(金沢市主催)を受賞しました!

『たまもの』(講談社2014年6月刊)

昔の男から、赤ん坊をあずかったーー。

血のつながらない息子とのかけがえのない日々を描く傑作。


第42回泉鏡花文学賞受賞!

小池昌代

1959年、東京都生まれ。津田塾大学卒。97年、詩集『永遠に来ないバス』で現代詩花椿賞受賞。00年、詩集『もっとも官能的な部屋』で高見順賞受賞。01年、『屋上への誘惑』で講談社エッセイ賞受賞。07年、「タダト」で川端康成賞受賞。おもな作品に『感光生活』『ルーガ』『弦と響』『厩橋』などがある。