群像2024年10月号

9月6日発売の群像10月号は「おいしい文学。」と「濱口竜介」の特集二本立てです。創作は宮内悠介さん、くどうれいんさん、高橋源一郎さん。高瀬隼子さんの『新しい恋愛』刊行記念小特集では朝井リョウさんが本誌初登場。穂村弘さん×永井玲衣さんの対談も見逃せません。

【創作】

「宇宙日本煉瓦小史」宮内悠介

「鰐のポーズ」くどうれいん

「オオカミの」高橋源一郎


【特集・おいしい文学。】

・新連載
「ロッコク・キッチン~浜通りでメシを食う~」川内有緒、写真=一之瀬ちひろ

・短篇集
「胃がドキドキする」工藤あゆみ

・エッセイ
「おいしそうな文学。」
江國香織/枝元なほみ/木村衣有子/くどうれいん/斉藤倫/最果タヒ/向坂くじら/関口涼子/武塙麻衣子/田中知之/崔実/中条省平/土井善晴/奈倉有里/野村由芽/花田菜々子/原武史/原田ひ香/平松洋子/藤野可織/穂村弘/堀江敏幸/益田ミリ/町田 康/三浦裕子/宮内悠介/宮崎純一/山崎佳代子


【特集・濱口竜介】

・映画講座
「「見つめる」ということ ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』」濱口竜介

・作家論
「二個の者がsame space ヲ occupyスル訳には行かぬ――濱口竜介の映画世界における時空間とモノガミー」木下千花

・作品論
「感嘆と咆哮」伊藤亜紗
「『悪は存在しない』の「わからなさ」について」藤井仁子

・書評
「Au hasard Hamaguchi」三浦哲哉


【『新しい恋愛』刊行記念小特集・高瀬隼子】

・対談
「小説にひそむ、新しい問い」朝井リョウ×高瀬隼子

・書評
「恋愛実在論者の立場から」ひらりさ
「フィクションが現実を更新する瞬間――高瀬作品の「リアリズム」について――」町屋良平

・本の名刺
「恋愛の正体」高瀬隼子


【批評】
「保守のコスモロジー」富岡幸一郎

 

【『迷子手帳』×『世界の適切な保存』W刊行記念対談】
「この世界のポテンシャル」穂村弘×永井玲衣

 

【本の名刺】
いしいしんじ『息のかたち』

 

【随筆】
「あなたのパタン・ランゲージ」青田麻未

「見ました」乾遥香

「0番目の市街地ギャオ」市街地ギャオ

「仔猫も家も大学も」白岩英樹

「カトマンドゥの青い海」星泉

「眠り薬」間宮改衣

「佐渡の本屋」米山幸乃

「孫邦子さんの感慨」領家髙子

 

【連載・書評】
ブレイディみかこ/阿部和重/町田康/保坂和志/全卓樹/三宅香帆/小川哲/酒井順子/立川小春志/武塙麻衣子/阿部公彦/鈴木涼美/鹿島茂/武田砂鉄/宮内悠介/平山周吉/原武史/釈徹宗×若松英輔/新田啓子/岩内章太郎/吉岡乾/長瀬海/松村圭一郎/青葉市子/奈倉有里/穂村弘/くどうれいん/石井ゆかり/大澤真幸/石沢麻依/伊藤春奈/井戸川射子/グレゴリー・ケズナジャット/杉本新/ゆっきゅん


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