群像2023年9月号(8月7日発売)
特別定価1650円
【発見】大江健三郎×パスカル・キニャール | |
今年逝去された大江健三郎さんが、二〇一五年にフランス、エクス・アン・プロヴァンスでおこなっていた小説家との公開対談の音源を発見。ご遺族と関係者の了承のもと、今回初めての活字化が実現しました。 *** |
【戦争特集・戦場の_ライフ】新田啓子 阿部公彦 藤原辰史 保阪正康 松永美穂 奥野華子 | |
今月号は戦争特集「戦場の_ライフ」を組んでいます。アメリカ文学を通じて「安全保障= security」の概念を考察していく新田啓子さんの新連載がスタート。阿部公彦さん、藤原辰史さん、保阪正康さんにエッセイを、松永美穂さんに批評を、奥野華子さんにarticleを書いていただきました。 *** |
【新連載】岩内章太郎 【創作】井戸川射子 平沢逸 | |
岩内章太郎さんの新連載「星になっても」は死と喪失のはじまりに戻る哲学エッセイ。 読み切り創作は、井戸川射子さんの短篇「池の中の」と、平沢逸さんの群像新人賞受賞第1作「その音は泡の音」の、2本です。 *** |
【連作】小川公代 工藤庸子 【批評】宇野邦一 【New Manual】片岡義男 | |
連作、小川公代さん「翔ぶ女たち」ではアニメ『水星の魔女』などをとおして、家父長制社会が抑圧してきた〈魔女〉たちを解き放ちます。工藤庸子さん「文学ノート・大江健三郎」第6回は、「沸騰的なような一九七〇年代——大江健三郎/蓮實重彥」。 批評は宇野邦一さん「新しいコギト、あるいは非有機的生」。ドゥルーズとともに「器官なき身体」を思考します。 「文」×「論」×「服」——「New Manual」第3回は、片岡義男さんに「月の光と薔薇の花」をご寄稿いただきました。 *** |
【論点スペシャル】佐井大紀 杉本章吾 田中みゆき 鳥羽和久 福田和子 山本圭 | |
論点はスペシャル版でお送りします。佐井大紀さん(ドキュメンタリー)、杉本章吾さん(岡崎京子)、田中みゆきさん(視覚中心主義)、鳥羽和久さん(BTS)、福田和子さん(SRHR)、山本圭さん(自慢)にご寄稿いただきました。質・量ともに充実の6つの論です。 *** |
本の名刺は、石田夏穂さん(『我が手の太陽』)、皆川博子さん(『天涯図書館』)、村雲菜月さん(『もぬけの考察』)、村田喜代子さん(『新古事記』)、夢野寧子さん(『ジューンドロップ』)。本誌掲載作が続々単行本化しています。 |
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