群像2023年8月号(7月7日発売)
特別定価1650円
【中篇一挙掲載】長嶋有 戌井昭人 鈴木涼美 | |
今号巻頭は、長嶋有さん「トゥデイズ」一挙掲載。郊外の巨大マンション群を舞台に過ごす、三人家族の日常/今日。日本社会の「いま」がここに。 戌井昭人さん「一週間」、本誌創作初登場の鈴木涼美さんの「トラディション」。ふたつの中篇を一挙掲載しています。 ***
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【新連載】町田康 吉岡乾 グレゴリー・ケズナジャット 【連載拡大版】石戸諭 | |
今号より、町田康さんの「町田日本史」新シリーズとして、大ヒット発売中の『口訳 古事記』に連なる「口訳 太平記 ラブ&ピース」がスタートします。町田さんが現代に甦らせる南北朝語りのはじまりです。 マイナー言語のフィールド調査を行っている、言語学者の吉岡乾さんの新連載エッセイ「ゲは言語学のゲ」も。 「群像Web」の新連載、グレゴリー・ケズナジャットさん「物語を探しに」の第1回を本誌にも掲載しています。 石戸諭さん「「後」の思考」拡大版では、WBC日本代表前監督の栗山英樹さんにふたたびインタビュー。 *** |
【インタビュー】平野啓一郎 【対談】國分功一郎×星野太 | |
20年の歳月を費やした〝作家による作家論〟、平野啓一郎さん『三島由紀夫論』をめぐって。尾崎真理子さんによるインタビュー「三島由紀夫の性/生と死」をお届けします。 『食客論』刊行記念、星野太さんが國分功一郎さんと「寄生の哲学」について交わした対話を収録。 *** |
【連作】伊藤春奈 【New Manual】燃え殻 【article】周東美材 山島凜佳 | |
伊藤春奈さんの連作「ふたり暮らしの〈女性〉史」は第4回。日本人女性初のオリンピックメダリストと、同じ墓に入った女性との「絆」とは。 「文」×「論」×「服」―「New Manual」は、燃え殻さん「made in」をご寄稿いただきました。 「article」では、周東美材さんに「クィア文化アーカイブ」、山島凜佳さんに「政治参加」について記事にしていただきました。 *** |
【本の名刺】星野概念 【最終回】伊藤潤一郎 古川日出男 | |
「本の名刺」は、本誌連載を改題刊行(『こころをそのまま感じられたら』)した星野概念さん。 伊藤潤一郎さん「投壜通信」、古川日出男さん「の、すべて」が最終回を迎えました。それぞれ弊社から単行本刊行予定です。
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文×論。
<巻頭一挙掲載>「トゥデイズ」長嶋有 <待望の新シリーズスタート>「口訳 太平記 ラブ&ピース 外道ジョンレノンを根絶せよ」町田康 <中篇一挙>「一週間」戌井昭人 「トラディション」鈴木涼美
<新連載エッセイ>「ゲは言語学のゲ」吉岡乾 「物語を探しに」グレゴリー・ケズナジャット
<インタビュー>「三島由紀夫の性/生と死」平野啓一郎、聞き手=尾崎真理子
<『食客論』刊行記念対談>「「寄生の哲学」をいかに語るか」國分功一郎×星野太
<連載拡大版>「「後」の思考」石戸論
<連作>「ふたり暮らしの〈女性〉史」伊藤春奈
<New Manual>「made in」燃え殻
<article>「クィア文化アーカイブをどのように作るか」周東美材 「「もしかして政治って私たちのもの?」 FIFTYS PROJECTと目指す社会」山島凜佳
<本の名刺>『こころをそのまま感じられたら』星野概念
<最終回>「投壜通信」伊藤潤一郎 「の、すべて」古川日出男 | <連載>
<随筆>
<書評>
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