群像2016年10月号(9月7日発売)
定価(税別):1500円
群像創刊70周年記念! 永久保存版「群像短篇名作選」 | |
「群像」70年のベスト短篇54篇を掲載! 三島由紀夫「岬にての物語」(1946年11月号)、太宰 治「トカトントン」(1947年1月号)、原 民喜「鎮魂歌」(1949年8月号)、大岡昇平「ユー・アー・ヘヴィ」(1953年5月号)、安岡章太郎「悪い仲間」(1953年6月号)、庄野潤三「プールサイド小景」(1954年12月号)、吉行淳之介「焔の中」(1955年4月号)、圓地文子「家のいのち」(1956年9月号)、室生犀星「火の魚」(1959年10月号)、島尾敏雄「離脱」(1960年4月号)、倉橋由美子「囚人」(1960年9月号)、正宗白鳥「リー兄さん」(1961年10月号)、佐多稲子「水」(1962年5月号)、森 茉莉「気違ひマリア」(1967年12月号)、深沢七郎「妖術的過去」(1968年3月号)、小沼 丹「懐中時計」(1968年6月号)、河野多惠子「骨の肉」(1969年3月号)、瀬戸内晴美「蘭を焼く」(1969年6月号)、三浦哲郎「拳銃」(1975年1月号)、吉村 昭「メロンと鳩」(1976年2月号)、富岡多恵子「立切れ」(1976年11月号)、林 京子「空罐」(1977年3月号)、藤枝静男「悲しいだけ」(1977年10月号)、小島信夫「返信」(1981年10月号)、大江健三郎「無垢の歌、経験の歌」(1982年7月号)、後藤明生「ピラミッドトーク」(1986年5月号)、大庭みな子「鮭苺の入江」(1986年10月号)、丸谷才一「樹影譚」(1987年4月号)、津島佑子「ジャッカ・ドフニ――夏の家」(1987年5月号)、色川武大「路上」(1987年6月号)、山田詠美「唇から蝶」(1993年1月号)、多和田葉子「ゴットハルト鉄道」(1995年11月号)、笙野頼子「使い魔の日記」(1997年1月号)、小川国夫「星月夜」(1998年1月号)、稲葉真弓「七千日」(1998年2月号)、保坂和志「生きる歓び」(1999年10月号)、辻原 登「父、断章」(2001年7月号)、黒井千次「丸の内」(2003年1月号)、村田喜代子「鯉浄土」(2005年6月号)、角田光代「ロック母」(2005年12月号)、古井由吉「白暗淵」(2006年9月号)、小川洋子「ひよこトラック」(2006年10月号)、竹西寛子「五十鈴川の鴨」(2006年10月号)、堀江敏幸「方向指示」(2006年10月号)、町田 康 「ホワイトハッピー・ご覧のスポン」(2006年10月号)、松浦寿輝「川」(2009年1月号)、本谷有希子「アウトサイド」(2012年3月号)、川上未映子「お花畑自身」(2012年4月号)、長野まゆみ「45°」(2012年5月号)、筒井康隆「大盗庶幾」(2012年12月号)、津村記久子「台所の停戦」(2012年12月号)、滝口悠生「かまち」(2013年4月号)、藤野可織「アイデンティティ」(2013年8月号)、川上弘美「形見」(2014年2月号) |
辻原 登、三浦雅士、川村 湊、中条省平、堀江敏幸 座談会「群像70年の短篇名作を読む」 | |
全54篇の短篇について、辻原 登、三浦雅士、川村 湊、中条省平、堀江敏幸の5人が語り合います。座談会「群像70年の短篇名作を読む」、ラインナップから垣間見えるものとは。 |
70年の歴史を辿る評論 清水良典「「群像」70年の轍」 | |
文学史において、「群像」はどんな役割を果たしてきたのか。群像出身の文芸評論家・清水良典がその成り立ちと現在を辿ります。評論「「群像」70年の轍」。 |
評論 坪内祐三 「「群像」で辿る〈追悼〉の文学史」 | |
さまざまな作家の「追悼文」から、文学の歩みが見えてくる。坪内祐三による評論、「「群像」で辿る〈追悼〉の文学史」、必読です。 |
名物コラム「侃侃諤諤」傑作選 | |
文学界を風刺する「群像」の名物コラム「侃侃諤諤」。1951年10月号から始まった人気連載から名作10篇をピックアップしました。名物コラム「侃侃諤諤」傑作選、回想録とともにお楽しみください。 |
〈創刊70周年記念 群像短篇名作選〉岬にての物語 三島由紀夫トカトントン 太宰 治鎮魂歌 原 民喜ユー・アー・ヘヴィ 大岡昇平悪い仲間 安岡章太郎プールサイド小景 庄野潤三焔の中 吉行淳之介家のいのち 圓地文子火の魚 室生犀星離脱 島尾敏雄囚人 倉橋由美子リー兄さん 正宗白鳥水 佐多稲子気違ひマリア 森 茉莉妖術的過去 深沢七郎懐中時計 小沼 丹骨の肉 河野多惠子蘭を焼く 瀬戸内晴美拳銃 三浦哲郎メロンと鳩 吉村 昭立切れ 富岡多恵子空罐 林 京子悲しいだけ 藤枝静男返信 小島信夫無垢の歌、経験の歌 大江健三郎ピラミッドトーク 後藤明生鮭苺の入江 大庭みな子樹影譚 丸谷才一ジャッカ・ドフニ――夏の家 津島佑子路上 色川武大唇から蝶 山田詠美ゴットハルト鉄道 多和田葉子使い魔の日記 笙野頼子 | 星月夜 小川国夫七千日 稲葉真弓生きる歓び 保坂和志父、断章 辻原 登丸の内 黒井千次鯉浄土 村田喜代子ロック母 角田光代白暗淵 古井由吉ひよこトラック 小川洋子五十鈴川の鴨 竹西寛子方向指示 堀江敏幸ホワイトハッピー・ご覧のスポン 町田 康川 松浦寿輝アウトサイド 本谷有希子お花畑自身 川上未映子45° 長野まゆみ大盗庶幾 筒井康隆台所の停戦 津村記久子かまち 滝口悠生アイデンティティ 藤野可織形見 川上弘美〈座談会〉「群像70年の短篇名作を読む」 辻原 登、三浦雅士、川村 湊、中条省平、堀江敏幸〈評論〉「群像」70年の轍 清水良典「群像」で辿る〈追悼〉の文学史 坪内祐三名物コラム「侃侃諤諤」傑作選〈創作合評〉奥泉 光+大澤信亮+滝口悠生 「御堂の島」小山内恵美子(文學界2016年9月号) 「みずち」高尾長良(新潮2016年9月号) 「本物の読書家」乗代雄介(群像2016年9月号) |