群像2010年4月号(3月7日発売)
定価(税込):920円
〈特集〉戦後文学を読む〔3〕椎名麟三 | |
〈連作小説〔1〕〉割と暗い絵 佐藤友哉 戦後文学の定義を問い直す野心的新連載! 第1回は野間宏「暗い絵」に挑む〈合評〉 「深夜の酒宴」「重き流れのなかに」奥泉 光×佐伯一麦×辻村深月 〈再録〉 深夜の酒宴椎名麟三 |
〈特集〉新鋭8人短篇競作 | |
家路 朝吹真理子 捨鉢観覧席 天埜裕文 ぐらぐら一二 戌井昭人 プチ家出 喜多ふあり きずな 墨谷 渉 テキサスの風 羽田圭介 深海 丸岡大介 ジュ・トゥ・ヴ 三輪太郎 |
〈新連載〉現代短歌ノート〔1〕穂村 弘 | |
「これが短歌?」謎に満ちた小宇宙を明快に読み解く |
〈創作〉 | |
秋田さんの卵(後編)伊藤たかみ |
〈寂聴まんだら対談〔4〕〉 | |
「悪」から文学は始まる 瀬戸内寂聴×花村萬月 |
〈連載小説〉昼田とハッコウ〔2〕山崎ナオコーラ わたしの彼氏〔4〕青山七恵 裂〔5〕花村萬月 未明の闘争〔6〕保坂和志 日本文学盛衰史 戦後文学篇〔7〕高橋源一郎 末裔〔8〕絲山秋子 地上生活者 第四部〔20〕李恢成 〈連載評論〉孤独の発明〔4〕三浦雅士 村上春樹の短編を英語で読む〔8〕加藤典洋 〈世界史〉の哲学〔14〕大澤真幸 東と西――横光利一の旅愁〔21〕関川夏央 〈連載〉「生」の日ばかり〔13〕秋山 駿 映画時評〔16〕蓮實重彦 | 〈随筆〉古本の時間 内堀 弘 スピード+十八年 柴崎友香 スウィーツ、ケ・セラ・セラ 楠見朋彦 〈私のベスト3〉記憶のなかに湧く温泉 蜂飼 耳 カメラに順番をつけるなんて! 前田司郎 あこがれの一人称 名久井直子 〈書評〉望郷のカタルシス 小林紀晴『故郷のわが家』村田喜代子 本当の主人公 出久根達郎『巨人伝説』野口武彦 風景の中に描かれる事件 池上冬樹『橋』橋本 治 〈創作合評〉平田俊子+佐川光晴+田中和生 「見知らぬ人へ、おめでとう」木村紅美(群像2010年3月号) 「流れに運ばれまいとするもの」小野正嗣(すばる2010年3月号) 「詩人調査」松本圭二(新潮2010年3月号) |