群像2010年1月号(12月7日発売)
定価(税込):920円
〈新連載〉 | |
わたしの彼氏〔1〕青山七恵 鮎太朗には三人の姉がいる。注目の新鋭、初めての連載開始! 孤独の発明〔1〕三浦雅士 「青春の終焉」「出生の秘密」に続く、本格文芸批評第三部がいよいよスタート 寂聴まんだら対談〔1〕「女として」ではなく「人として」書く 瀬戸内寂聴×山田詠美 「青春の終焉」「出生の秘密」に続く、本格文芸批評第三部がいよいよスタート |
〈特別講演〉新刊『水死』刊行「後期の仕事(レイトワーク)」の現場から 大江健三郎 | |
新作『水死』に描く「時代の精神」と、自身の小説作法を語る |
〈連作小説 シリーズ「願い」〉 | |
ファウルボール藤野千夜 |
〈対談〉小説と批評のあわいを越えて富岡多恵子×安藤礼二 | |
隠者たちの人間像を描く、新しい表現ジャンルの起源に迫る |
〈特集〉戦後文学を読む〔2〕武田泰淳 | |
〈合評〉「蝮のすえ」「わが子キリスト」 奥泉 光×松永美穂×鹿島田真希 〈再録〉蝮のすえ 武田泰淳 〈評論〉『ひかりごけ』ノート 山城むつみ |
〈創作〉 小鳥 川上弘美 塔 松浦寿輝 七緒のために 島本理生 〈連載小説〉裂〔2〕花村萬月 未明の闘争〔3〕保坂和志 日本文学盛衰史 戦後文学篇〔4〕高橋源一郎 末裔〔5〕絲山秋子 地上生活者 第四部〔17〕李恢成 歌うクジラ〔40〕村上 龍 〈連載評論〉村上春樹の短編を英語で読む〔5〕加藤典洋 〈世界史〉の哲学〔11〕大澤真幸 異邦の香り――ネルヴァル『東方紀行』論〔14〕野崎 歓 東と西――横光利一の旅愁〔18〕関川夏央 〈連載〉「生」の日ばかり〔10〕秋山 駿 映画時評〔13〕蓮實重彦 | 〈随筆〉同じ命を生きるものとして 林 京子 怒りを天に雪つぶて 鎌田 慧 日本に紹介したい海外作家たち 中島京子 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・オキナワ 丸岡大介 〈新企画〉私のベスト3ピクサーの三本 津村記久子我が家のレベル・ミュージック モブ・ノリオ 来年のベスト3でもあるかもしれない 福永 信 〈書評〉二十一世紀の日本語の冒険 田中和生『猫の水につかるカエル』川崎 徹 「悪」の側から照射する 宇野常寛『掏摸(すり)』中村文則 映画の娘 関川夏央『女優 岡田茉莉子』岡田茉莉子 〈創作合評〉黒井千次+田中慎弥+蜂飼 耳 「ミート・ザ・ビート」羽田圭介(文學界2009年12月号) 「逆光」荻世いをら(群像2009年12月号) 「カルテ」墨谷 渉(群像2009年12月号) |