群像2010年2月号(1月7日発売)
定価(税込):920円
〈創作〉 | |
クロスロード 朝比奈あすか 夢枕に獏が…… 木下古栗 |
〈対談〉小説は身をひるがえす 多和田葉子×諏訪哲史 | |
変身し続ける文学は時代を生き抜く。「言葉」に徹底的に向き合ってきた二人の小説論。 この対談は愛知淑徳大学で開催されました。 |
〈評論〉 | |
「懐かしい年」の変容――大江健三郎『水死』論 安藤礼二 わたしは知りたかった――柴崎友香『ドリーマーズ』論 古谷利裕 群像新人文学賞受賞第一作 群像新人文学賞受賞第一作 |
〈寂聴まんだら対談〔2〕〉知らない間に作家になる準備をしていた 瀬戸内寂聴×川上未映子 | |
生来のエンターテイナーたちが、対照的な小説作法を語り合う |
〈連載小説〉わたしの彼氏〔2〕青山七恵 裂〔3〕花村萬月 未明の闘争〔4〕保坂和志 日本文学盛衰史 戦後文学篇〔5〕高橋源一郎 末裔〔6〕絲山秋子 地上生活者 第四部〔18〕李恢成 歌うクジラ〔41〕村上 龍 〈連載評論〉異邦の香り――ネルヴァル『東方紀行』論 最終回 野崎 歓 孤独の発明〔2〕三浦雅士 村上春樹の短編を英語で読む〔6〕加藤典洋 〈世界史〉の哲学〔12〕大澤真幸 東と西――横光利一の旅愁〔19〕関川夏央 〈連載〉「生」の日ばかり〔11〕秋山 駿 映画時評〔14〕蓮實重彦 | 〈随筆〉ムスメの碁 清水博子 ロシア訪問記 鹿島田真希 中年の誕生日 宋敏鎬 転入届 喜多ふあり 〈私のベスト3〉2009年物故者ベストスリー 小林恭二 そば食い行脚 松井雪子 ベストなお住まい 青木淳悟 〈書評〉「ユルさ」の心地よさについて 清水良典『親子三代、犬一匹』藤野千夜 優しく、おだやかな略奪愛 原田ひ香『坂道の向こうにある海』椰月美智子 ナッシングこそエブリシング 佐々木 敦『ポジティヴシンキングの末裔』木下古栗 〈創作合評〉平田俊子+佐川光晴+田中和生 「七緒のために」島本理生(群像2010年1月号) 「----」福永 信(すばる2010年1月号) 「下戸の超然」絲山秋子(新潮2010年1月号) |