群像2010年11月号(10月7日発売)
定価(税込):920円
注目の大型新連載!田中慎弥「燃える家」 | |
海峡の街、夏の終わり。高校二年生の徹が足を踏み入れるのは輝ける未来か、それとも地の果てか――。三島賞・川端賞作家の田中慎弥による、待望の新連載です! |
創作は楊逸「陽だまり幻想曲」、広小路尚祈「きんぴら」 | |
芥川賞作家・楊逸が描く家族小説「陽だまり幻想曲」。夫と息子との生活を一新する ために、パートを始めて千葉に引っ越した主婦は、隣人一家が気になり始めて――。 |
追悼三浦哲郎 | |
豪華鼎談「世界同時革命」
| |
蓮實重彦「映画時評」は『ナイト&デイ』 | |
〈新連載〉燃える家〔1〕 田中慎弥 〈創作〉陽だまり幻想曲 楊逸 きんぴら 広小路尚祈 〈鼎談〉世界同時革命―その可能性の中心 柄谷行人×島田雅彦×奥泉 光 〈追悼 三浦哲郎〉坂上 弘 佐伯一麦 長部日出雄 大村彦次郎 富岡幸一郎 〈連載小説〉昼田とハッコウ〔9〕 山崎ナオコーラ わたしの彼氏〔11〕 青山七恵 裂〔12〕 花村萬月 日本文学盛衰史 戦後文学篇〔12〕 高橋源一郎 未明の闘争〔13〕 保坂和志 地上生活者 第四部〔25〕 李恢成 〈連載評論〉孤独の発明〔11〕 三浦雅士 村上春樹の短編を英語で読む〔15〕 加藤典洋 〈世界史〉の哲学〔21〕 大澤真幸 東と西――横光利一の旅愁〔28〕 関川夏央 | 〈連載〉会社員小説をめぐって〔5〕 伊井直行 現代短歌ノート〔8〕 穂村 弘 「生」の日ばかり〔20〕 秋山 駿 映画時評〔23〕 蓮實重彦 〈随筆〉遺産と誤算 吉村萬壱 ビバ、サンプラザ 平田俊子 カーニバルと墓地 久野量一 〈私のベスト3〉沖縄の食べ物 鴻上尚史 睡魔さんといっしょ 藤野可織 脳内聖地 松井 周 〈書評〉「恩寵」として存在する書物(『随想』蓮實重彦) 安藤礼二 考えたことの持つ力(『いちばんここに似合う人』ミランダ・ジュライ 岸本佐知子/訳 ) 柴崎友香 〈創作合評〉藤沢 周+小池昌代+山城むつみ 「蜩の声」古井由吉(群像2010年10月号) 「野いちごを煮る」木村紅美(群像2010年10月号) 「ハコブネ」村田沙耶香(すばる2010年10月号) |