群像2011年11月号(10月7日発売)
定価(税込):950円
この“現実”を文学は描き得るのか? 高橋源一郎「恋する原発」 | |
大震災チャリティーAVを作るために奮闘する男たちの愛と冒険と魂の物語。最高に不謹慎で最高に切ない高橋源一郎の問題作、380枚一挙掲載です! |
私はふたたび佐渡へ赴く 長嶋 有「スリーナインで大往生」 言葉が迸る気鋭の最新作 木下古栗「Tシャツ」 | |
祖父の納骨のため、風変わりな伯父と一緒に私はふたたび佐渡へ赴いた――。(長嶋 有「スリーナインで大往生」) ハワードが再び日本にやって来たワケとは!?(木下古栗「Tシャツ」) |
群像新人文学賞受賞者による刺激的論考 田中弥生「論理のエチュード」 武田将明「断端のノスタルジア」 | |
「野球部もの」の枠組みが露わにする鹿島田作品の密室的関係。(田中弥生) 内面なき虚無的な時代に、小説の困難はいかに克服されるのか。(武田将明) |
谷崎潤一郎賞受賞作『半島へ』創作秘話 稲葉真弓 聞き手・松永美穂 | |
『半島へ』の舞台、志摩――そこは森と海、虚と実が同居する運命の場所。稲葉真弓が谷崎潤一郎賞受賞作の創作秘話を、松永美穂と語り合います。 |
話題の長編『すべて真夜中の恋人たち』刊行! 川上未映子 聞き手・武田将明 | |
ある光のもとでしか見えないものがある――。川上未映子の『すべて真夜中の恋人たち』で響き合う声なき人々の物語に、武田将明が迫ります。 |
〈創作〉恋する原発 高橋源一郎スリーナインで大往生 長嶋 有Tシャツ 木下古栗〈評論〉論理のエチュード――鹿島田真希『来たれ、野球部』 田中弥生断端のノスタルジア――平野啓一郎と現代文学の条件 武田将明〈インタビュー〉奇跡の地、半島を描く愉悦
| 〈随筆〉わが被災の記 加賀乙彦 この薄い地表の夏 管 啓次郎 群像について 木下直之 〈私のベスト3〉我が人生最良の日々 磯崎憲一郎 あの喫茶店にもう一度 本多正一 時給ゼロの仕事 藤代 泉 〈書評〉繊細で、些細な共感(『五十鈴川の鴨』竹西寛子) 川村 湊 二つの風景を抱えて生きる(『神様 2011』川上弘美) 古川日出男 あちら側から踏み越えてくるもの(『馬たちよ、それでも光は無垢で』古川日出男) 仲俣暁生 恋愛臭なんていりません(『ニキの屈辱』山崎ナオコーラ) 阿部公彦 魅惑し翻弄する《偽物語》(『塔の中の女』間宮 緑) 佐々木 敦 〈創作合評〉三浦雅士+鹿島田真希+鴻巣有希子 「きなりの雲」石田 千(群像2011年10月号) 「お神さん」太田靖久(文學界2011年10月号) 「道連れ」北野道夫(新潮2011年10月号) |